ごとう司法書士事務所オフィシャルブログ

2017.05.02更新

相続対策で義理の父母の養子になるケースが増えていると思います。

相続人を増やして相続税控除額を増やすとか。

 

でも、あくまで相続対策なので、良くも悪くもそれ以上の気持ちはないんですよね。

そうなると、義理の父母とうまく関係が保てていればいいんですが、途中で、認知症、介護などなどいろいろなことが起こります。

その過程では、結構生々しいやりとりがあるでしょう。

そうなると、養子は、子として財産は相続するが、養子縁組自体は望まないこともあります。

 

養親が亡くなった後に、離縁をすることを死後離縁と言って、手続きとしてあります。

この場合、離縁したからと言って、相続財産も没収されるわけではありません。相続は相続として成立します。

また上記手続きは、家庭裁判所に申し立てを行うので、最終的に離縁を認めるか否かは裁判官がジャッジします。

だから、明らかな不条理な理由や不純な理由で申し立てをしてもなかなか認められない可能性が高いでしょう。

 

旧姓に戻りたいとか、親族の扶養義務を免れたいとかいろいろ理由はあるでしょうが、社会一般常識で考えて「それは・・・」と思う理由では難しいでしょうね。ただし、やり方や問題の解決方法は、いろいろありますから、一度専門家に相談された方が良いと思います。

 

本やインターネットの情報ではわからない実務の生の情報が一番役立つし、実践的です。

あらゆることに言えるでしょうけど。

間違ったり、損をしないように気をつけましょう。

 

平成29年5月2日

 

投稿者: ごとう司法書士事務所