ごとう司法書士事務所オフィシャルブログ

2017.11.10更新

最近は、人間関係が希薄だとか言われる場面が多いですが、いろいろな人の話を聞くとあながち間違っていないのかなと思うことがあります。

 

個人の権利意識が高まりにより、自分の権利を主張して何が悪いみたいな感覚の人と、昔ながらの慣習みたいなものを前提にする感覚で食い違いが生じます。

例えば、相続。

親の面倒を当たり前のように見て苦労してきた長男と法定相続分を主張する二男。

 

こうなると、一気に喧嘩になります。

これは世代間の違いに限らず、起こっている気がします。

感情的なものも加わり、収拾がつかなくなることがあります。

 

この前提からすると、何事も事前に自分の権利を確認して準備をする必要があります。

用意周到に。

相続対策、不動産の売買契約、これらには上記が当てはまります。

 

相続が起こったと時にトラブルにならないように、かつ相続税や費用負担が少ないようにしてあげる。

不動産売買後に、建物に不具合が発見された時、お金を払ったのに名義変更ができなかった時などのために、売買契約や物件引渡しを理解する。

共通しているのは、一生のうち1度か2度経験するぐらいのことであり、みんな初心者なのです。

また、金額的に高額になることも多く、絶対に失敗が許されない点です。

自分たちだけで処理しようとすると、ここに一番危うさがあります。

 

また、法律だけにとどまらず、各手続きにも精通している必要があります。

相手がいつも協力してくれるとは限りませんので。

一度で完璧に手続き書類を準備しないと、次は相手が書類を準備してくれないかもしれません。

次はないです。

 

トラブル事例の相談を受けていると、つくづくそう思います。

だから司法所書士は、最悪のケースを想定して検討し、準備します。

この辺りのさじ加減は経験則からくるものだと思います。

 

みんなが少しずつ我慢して、平穏に終わるのが一番なんですけどね。

 

平成29年11月10日

 

 

 

投稿者: ごとう司法書士事務所