成年後見

家族の財産を代わりに管理する必要のある方へ

  • 親や祖父母が病気で、自分が代わりに財産を管理する必要がある。
  • アルツハイマー病の家族がいる。
  • 将来も、自分のお金を自分のために適切に使いたい。
  • 知的障害のある子供がおり、自分にもしものことがあったら心配。
  • 親の不動産を売り、その親の治療費に充てたい。

成年後見制度は、何らかの理由で判断能力が衰えた人の代わりに、その人の財産を管理するために作られた制度です。また、将来自分がそうなってしまったときのために、予め財産の使い方などを任せたい人を決めておくこともできます。この制度は、何かあっても今までと同じ生活ができるようにしよう(ノーマライゼーション)、本人の意思をできるだけ尊重しよう(自己決定の尊重)、本人の状況を把握し配慮しよう(身上配慮義務)という3つの理念に基づいて運用されています。

司法書士に依頼するメリット

親や祖父母の入院費・介護費を本人の口座から引き出すことは、厳密には違法となります。きちんと後見人として認められた方のみが、他人の財産を扱うことができるのです。後見人として認められるためには裁判所に申し立てをする必要があり、当事務所では、お客さんのご状況に合わせてこれらの手続きをしっかりと代行させて頂きます。

成年後見制度の利用者数

一人暮らしの老人が、判断力の衰えによって悪質な訪問販売の契約書にサインしてしまうことがありますが、後見人制度を利用すれば、こういったことも防ぐことができます。そのため、成年後見制度の利用者は年々増加しており、平成24年時点で16万人以上の人が利用しています。あなたの身近に後見人が必要そうな方がいる場合、またはあなた自身が将来のために後見人を決めておきたい場合は、お早めにご相談にいらして頂ければと思います。

家族の財産を管理するときの注意点

高齢で脚が不自由になった親の代わりに、銀行のATMで現金を引き出す。通帳とキャッシュカードを預かって暗証番号を聞けばできてしまいます。親も子供だから安心して任せます。しかし、注意点もあります。

 

その後、親が認知症になって任せたことを忘れて自分のお金を盗んだといってきたらどうしますか?
他の兄弟が親のお金を流用していると疑いをかけてきたらどうしますか?

 

お金の管理をする場合、あとから自分のやったことが検証できる程度に証拠を残すことが大切です。代わりに何かを買ったのであれば、レシートや領収書を残す。現金をできるだけ管理しない。余ったお金は預金口座に入金する。仕方ないときは、現金帳をつけて、残高をしっかり管理する。
これらは、通常、司法書士などが成年後見人としてご本人様の財産を管理するときに行っている基本的な考え方です。他人の財産を管理するのは大変です。自分だったら、これくらいいいやと思っていることが、人の財産の場合そうはいきません。1円でもきっちり処理しなくてはいけませんから。こういう細かいことのひとつひとつをきちんとこなすことで、周りの関係者から信頼が得られるのだと思います。

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